【毎日新聞奈良版 2013年11月17日】
『マレーシアの高校生と昔の民具で遊びました・・』
ジャパン・マレーシア交流プロジェクト:マレーシア高校生に奈良の
魅力町並み散策、歴史学ぶ 県内学生と交流も /
奈良マレーシアの高校生らが16日、奈良市の奈良町資料館
など市内を散策して、日本の歴史や文化に触れた。
文部科学省委託事業「ジャパン・マレーシア交流プロジェクト」
(国立曽爾青少年自然の家
主催)の一環で、マレーシアの高校生16人が今月8日から
18日まで県内に滞在し、ホームステイ体験などをしている。
民俗資料を展示している「奈良町資料館」の南哲朗1館長(51)
は、元興寺の門前町として栄えた奈良町の歴史や、ヒョウタン型
の酒屋の看板などを紹介。伝統的な町家も案内した。
スリ・プトゥリ高校のアニスさん(16)は、「ユニークでとても
面白い」と笑顔を見せていた。
一行は東大寺や奈良国立博物館も見学。県内の高校生が実行委員
としてこの日のコースの下見をし、16人が一緒に巡った。
関西中央高1年の竹本周平君(16)は「なかなか英語で意思
疎通するのが難しかった。もっと勉強して話せるようになりたい」
と話していた。【小坂剛志】