開催期間 2019年11月5日(火)〜2019年11月19日(火)
開催時間 10:00〜17:00
会場:奈良町資料館
タンザニアの小さな村で描かれるティンガティンガというペンキアートに心惹かれタンザニアへ渡り修行。
タンザニアの小さな村で描かれるティンガティンガというペンキアートに心惹かれ、日本での生活を捨て、なんの伝手もないまま単身アフリカへ・・・思いがけずに出会った、一枚の絵が僕の人生を変えた。
大手化粧品会社に勤めている中、ふと入った雑貨店でタンザニアアート「ティンガティンガ」を目にし、独特な構図と躍動感溢れる色彩表現に魅了され、自らティンガティンガを描くことを決意する。
即日に退職願いを提出し「ティンガティンガ」の修行をするため、単身アフリカへと渡る。
所持金10万円、語学力、コネクションすら無い中、タンザニアに赴き、タンザニアンアーティストとして最も定評のある NOEL KAMBLI 氏に弟子入りを果たす。
NOEL KAMBLI 氏宅で奥さんと3人の子供達、ニワトリとヒヨコ10匹と共に、現地人と全く同じ食生活を共にしながら絵の修業を始める。
「弟子を一切とらない」 「現地の人々と同じ生活をすること」外国人で初めて修行することを許された。
現地の人々と同じ生活をしながら修行する中、現地アーティストを脅かす程の実力を身に着けはじめたことを認められ「ティンガティンガ村以外の地では弟子を一切とらない」
という取り決めの元、唯一の外国人の ティンガティンガ・アーティスト としての修行が認められる。ティンガティンガは見る人を幸せにする絵。
だから僕のアートで世界を幸せに・・・『一生涯を賭けて絵を描き続ける』 という覚悟現地で生活をしながらキャンバスだけなく、お店の看板やウェディングボード、ホテル内の壁画に挑戦するなど、本来のティンガティンガに UedaShogen のテイストを加えた、動物と子供を共存させた作風で独自の表現を追及する。
時代の変化と共に現地のアーティスト達は“商売”として絵を描くようになったが、
ティンガティンガ創始者 Edward Saidi Tingatinga がおこなっていた“人々を幸せにする絵”への到達を目指す。
日本に制作の場を移した後は、キャンパスだけにとらわれない多方面での活躍を続けている。
プロフィール
1986.03.29
京都で生まれる
2008.03
龍谷大学卒業を卒業
2014.05
ティンガ・ティンガと出会い、勤め先を退社する
2014.07
ティンガ・ティンガの画家となるためタンザニアに出発
2014.08
現地人アーティストのカンビリ氏に弟子入り
2014.12
タンザニアのホテル内装にペイント
2015.06
タンザニアのパトカーにペイント
2015.06
日本企業のポリグル株式会社のポリタンクにペイント
2015.06
タンザニア最大の展示会のエントランス壁画にペイント
2015.07
日本に活動の場所を移す。帰国